【新宮市で腰痛治療なら】病院で受ける！腰へのブロック注射は、本当に効果があるのか？

はじめに

 

どうも、和歌山県新宮市唯一の腰痛専門訪問整体けあまるの河野です。

ご覧いただきありがとうございます。

 

今回は、病院で受けるブロック注射は効果がないのか？を、整体と比較しながら考えていこうと思います。

腰痛をお持ちで、ブロック注射についてもっと知りたい方におすすめの情報です。

 

結論

 

ブロック注射の効果は絶対とは言い切れませんが、推奨はされています。

腰痛治療の一つの選択肢となり得るため、試してみる価値はあると考えます。

 

しかし短所もありますので、以下の記事でご理解いただいた上で、

お医者さんに相談してみるとよいと思います。

 

解説

 

ブロック注射とは

 

ブロック注射とは何なのでしょう。

日本ペインクリニック学会によると、ブロック注射は、以下のように定義されています。

 

「脳・脊髄神経や交換神経節の近傍に針を刺入して、局所麻酔薬または神経破壊薬を用いて科学的にあるいは高周波熱凝固法や圧迫などによって物理的に、神経機能を一時的にまたは長期的に遮断する方法」

 

難しい言葉が羅列されていますが、簡単にお伝えすると、

神経に注射を打ち、麻酔薬を注入することで痛みを緩和させる、ということですね。

 

ブロック注射の効果に関しては、

日本整形外科学会が作成する腰痛診療ガイドライン2019によると、

 

「ブロック注射の効果に対する確信は限定的で、行った方がよいと弱く推奨する」

 

とされています。

このガイドラインは、様々な研究を元に作られているものです。

これによりブロック注射の効果は、絶対的とは言い切れない部分があるようです。

 

さてここからは、ブロック注射と整体に関して、経験も踏まえた私の私見をお伝えさせていただきます。

 

ブロック注射の長所と短所

 

長所

①炎症を改善する可能性がある

ブロック注射には様々な種類がありますが、ステロイド薬を添加することで、炎症を抑える可能性があります。

ぎっくり腰などの急激な腰痛に対して、痛みを緩和する効果がある可能性がある、と言えるでしょう。

 

②保険が適応される

基本的には保険適応のため、全額負担する必要がありません。

具体的な金額については、受診される病院にご確認ください。

 

短所

①効果が一過性で、根本改善に繋がりにくい可能性がある

あくまで、神経のみに対する治療です。

これにより二次的な効果で、血流が改善したり、筋肉が良い状態になることがあります。

 

しかし、そもそもの原因を治療できている可能性は低く、痛みの再発に繋がりやすいです。

ブロック注射は効果がない、と言われる所以は、これが関係してそうです。

 

②副作用や合併症の可能性がある

感染、出血、神経障害、局所麻酔中毒などが起こる可能性が、ゼロではありません。

 

整体の長所と短所

 

長所

①根本改善の可能性がある

神経だけでなく、筋肉や関節、靭帯、循環、内臓、頭蓋骨など、様々な視点から捉えての治療が可能なため、

根本改善に繋がる可能性があります。

ただし施術者の技量で大きな差がある点は、注意しましょう。

 

②副作用や合併症などがない

基本的には人間の自然治癒力を利用する治療法です。

 

短所

①炎症症状を改善できない

特に、ぎっくり腰などの急激な腰痛では、患部の炎症が強いと整体適応外となる場合があります。

整体適応外の状態に関しては、以下の記事にまとめましたので、併せてご覧ください。

 

病院に行った方がいい腰痛を判断する方法

https://seitai-caremaru.jp/blog/detail/20220731080706/

 

整体治療の限界について

https://seitai-caremaru.jp/blog/detail/20220801191255/

 

②保険が適応されない

接骨院や鍼灸などと異なり、保険適応外のため高価となる場合が多いです。

しかし、しっかりと患者さんと向き合うことができ、自由に診療ができるメリットもあります。

 

最後に

 

今回は、病院で受けるブロック注射は効果がないのか？を、整体と比較しながら考えていきました。

各々、短所と長所がありますが、どちらも腰痛改善の一つの選択肢となりそうです。

より早く痛みを改善したい方は、併用することも一つの選択肢としてありそうです。

 

当店では、このような腰の痛みに関する情報をお伝えしています。

腰痛でお困りでしたら、お気軽にご相談ください。